2010年

6月

14日

E3に行ってみた。

ただいま、アメリカはカリフォルニア州、ロスアンゼルスに来ております。この時期にロスといえば、はい、世界最大のゲームイベント、エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ、通称E3ですね。ゲームのライターをはじめて3年と8ヶ月ぐらいになりますが、初のE3でございます。

 

折角行くので、この「記事にはできない。」でも何か書こうと思いまして。で、考察分析系の話はおそらくやるとしたらAllAboutゲーム業界ニュースで書きますし、詳細情報速報みたいなことは、他所のメディアさんの方が早くて正確でしょう。なので「記事にはできない。」では、メディアがあまり取り上げないような現場の雰囲気みたいなものをお伝えするべく、「E3日記」的なものを書いてみたいとおもいます。

 

一応、体力とネタが続けば毎日更新を目標に書いていきますので、宜しくお付き合いください。

 

本編に入る前にもうひとつ。今回実は、メディアの仕事できたのではありません。ゲームの流通方面でお付き合いいただいている方から指令をいただきまして、マイクロソフトさん(以下MS)が主催するツアーに参加して、E3の様子をレポートしてくる、というお仕事で来ております。なので、Xbox 360関連のイベントに参加する機会が多くなりますし、この日記でもそういったお話が増えると思われます。あらかじめご了承ください。

 

 

Project Natalのワールドプレミアイベント

 

ロスに着いたのは日本時間で14日月曜日、現地で言うと13日の日曜日でE3の前々日になります。この日、Xbox 360の新しいモーションコントローラーシステム、Project Natalについてのイベントがあるということで、ホテルのチェックインを済ませると、早速夕方からバスにのって出かけました。

 

歩道が人でギュウギュウ。これだけで一気にテンションあがりました。
歩道が人でギュウギュウ。これだけで一気にテンションあがりました。

イベント会場の前につくと、まず驚いたのが、見渡す限りの人人人。とんでもなくたくさんの人が集まっています。これがXbox 360の人気によるものなのか、アメリカという国の規模によるものなのか、それともE3絡みということでの盛況ぶりなのかは分かりませんが。とにかくすごい人です。

 

列に加わってじりじりと進んで行くと、遠くからドンドコドンドコ太鼓の音が聞こえ、半裸の男女がクネクネと怪しい踊りをおどっているのが見えてきます。

人ごみの中からチラッと見える踊り子さんたち。
人ごみの中からチラッと見える踊り子さんたち。

どうやら、シルク・ドゥ・ソレイユがイベントに登場するようで、入り口ですでに踊りをおどってお出迎えをしていたようなんです。なんだかわからないけど、とにかくスゴイ雰囲気。

 

どうでもいいですけど、日中は暑いんですけど夕方日が陰ってくると急に寒くなるので踊り子さんたちが大変そうでした。

マイクロソフトの本気が伝わる

 

人数もすごいんですけどね、イベントの中身、演出がまたスゴイです。日本ではゲームのイベントというのはそこそこ僕も行ってまして、派手目のものだと、去年のファイナルファンタジー13のお披露目会なんかにも出席してるんですが、なんだかそういうイベントとは次元が違います。

分かりにくいですが、奥に四角い巨大スクリーンがあって、その手前は球体にバッテンが入ったXbox 360のロゴのオブジェ。細かい緑色の点はこれ全部お客さんが光ってます。
分かりにくいですが、奥に四角い巨大スクリーンがあって、その手前は球体にバッテンが入ったXbox 360のロゴのオブジェ。細かい緑色の点はこれ全部お客さんが光ってます。

 

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例えば、まず、入場すると、白い、ツルッツルの服を着させられるんですよ、全員。なんていうか、顔だけヒョコッとでてて、散髪屋さんで髪の毛が服に掛からないようにするみたいな奴。もうその時点でスゴイ風景なんです。お姉さんもおじさんも、部長も課長も黒人も白人もみんな散髪屋さんにやってきたみたいな格好してるんですから。

 

で、いったいなんの意味があるんだろうと思っていると、これが演出の途中でいきなり光りだすんです。服自体が。色んな色にですよ。自分がいる場所やタイミングによって決められた色で。だから、会場にギッシリ詰まったお客さんが光源になって演出が入るんです。わぁーってなりますよ。

 

他にも、巨大スクリーンにリビングが映ってると思ったら、出演者がスクリーンに向かって歩いていくと、スクリーンの中に入れちゃって、いつのまにか本物のリビングとすりかわってるとかですね、とにかく演出が凝ってて、大変に大掛かりなものでした。Natalに対するMSの期待が伺えますね。

 

 

あらゆる動作がゲームになる

 

肝心なのはNatalですよね。Natalはコードネームで今回のイベントで正式な名称だと思われるKINECTという言葉が発表されました。そのKINECTですが、ちょっとすごそうですよ。

 

イベントではプレイデモを見ただけで、実際に自分で遊んだわけではないので、レスポンスなんかの点において本当にストレスなくプレイできるのか、みたいなことはまだ分かりません。

 

もし、デモプレイの映像を完全に信じるのなら、相当スゴイシロモノです。画面の中のキャラクターと、自分自身の動きがほぼ一致してゲームができる感じ。特にすごかったのはスターウォーズのゲーム。まるで本当にライトセーバーを持って斬り合いをしているかのような、自由自在な動きで、会場から大歓声があがっていました。

 

とにかく身体を使って全身で遊ぶことをアピールしていて、飛んで跳ねて踊って転がって、あらゆる動作がゲームになる、そんなイメージです。シルク・ドゥ・ソレイユが登場しているのも、ここらへんをうまく演出で表現するのが目的だったのかなと思います。

 

僕が今回パッと見て感じた印象は、カメラで出来る遊びを追求していて、その点においてWiiとの差別化がかなりうまくいっているように感じました。心配な点は、足元まで使った動きが結構あったこと。全身をカメラに収めて遊ぶとなると、かなりの空間がいるような気がします。アメリカはともかく、住居の狭い日本だとキツイかもしれません。ここら辺の細かい話は、E3で試せるといいなあと思っております。

 

 

前々日から大盛り上がり

 

というわけで、今ホテルに戻ってこれを書いております。前々日からもう興奮気味で、こちらは大変に盛り上がっております。もちろんKINECTだけじゃなく、PlayStation Moveモーションコントローラや、今回の大本命、Nitendo3DSも楽しみです。こんな感じで、毎日起きた現場の面白い話を毎日お届けできれば、と思っております。体力とネタが続けば、ですが。というわけで、次回も、お楽しみに。

 

 

これがE3のパス。首からぶら下げて使います。
これがE3のパス。首からぶら下げて使います。

おまけ

 

KINECTの話をメインにしたので省きましたが、ロスについて、イベントに行く前にレジストレーションというの作業をしております。簡単に言うと受付ですね。パスポートで本人確認をしてE3のパスをいただきます。

 

その現場で、あのキラー7やNO MORE HEROESで有名なゲームクリエイターの須田剛一さんにバッタリ。おもわず名刺交換していただきました。うーん、E3って感じしてきました。