2010年

10月

24日

30人でポケモンをあそんでみた

 

今回はちょっと長いですけど、読むとポケモンを遊びたくなりますよー。

 

先日、秋葉原のネットカフェ「アイ・カフェAKIBAPLACE」で、「みんなでポケモンを遊ぶオフ会」というイベントを開催しました。ポケモン最新作のポケットモンスター ブラック・ホワイト(以下ポケモンBW)はすれちがい通信が非常に強化されていまして、これはたくさんの人で遊ぶとすごく面白くなると思ったんですね。

 

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ポケモンBWのすれちがい通信がかなり楽しい(AllAboutゲーム業界ニュース)

 

そこで、ネットカフェにスクリーンを設置して、そこにDSの下画面を投影し、すれちがい通信がおこる様子がリアルタイムで見れるようにして、みんなでポケモンを持ち寄って遊ぼうと、そういう企画を立てました。写真の右上にあるのが、そのスクリーンですね。この企画に30人もの参加者さんが集まってくださいまして、これがまたすごく楽しかったんです。なんと言いますか、ポケモンBWというゲームがコミュニケーションツールとして実に懐の広い設計がしてあって、30人もの人がそれぞれの遊び方で、複雑に交錯しながら一体感を持って遊べるということに、驚きすら感じました。

 

というわけで、今回は「みんなでポケモンを遊ぶオフ会」の様子をレポートしたいと思います。ポケモンってゲームの凄さが、ちょっと分かるんじゃないかと思います。

 

ちなみに、オフ会の告知はこんな感じでした↓

 

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みんなでポケモンを遊ぶオフ会(田下広夢の記事にはできない。)

 

 

大人のポケモン

 

参加者で一番多かったのは大人の男性。年齢は聞いてないですけど、20代~30代という感じの人が多かった気がします。女性も数名。それから、親子連れが1組。子供だと学校の友達と遊ぶんでしょうけど、大人になると交換や対戦なんかをしてくれる人が周りになかなかいない、ということでこのイベントを楽しみにしてくださった方が結構いらっしゃいました。

 

ポケモンの進み具合に関してはかなりバラバラ、歴代のポケモンをみんな遊んで何でも知ってる熟練のポケモントレーナーさんから、ポケモンBWが初ポケで、まだジムバッチ4つなんです~という初心者さんまで。実はこの、ベテラントレーナーも初心者も混じっていたのが、このオフ会をさらに面白くしたんですが、それはまた後でお話します。

 

 

まずは、相性診断でごあいさつ

 

オフ会は土曜日の12時からはじめて、18時まで。ゆるーく遊ぶ場にしたかったので、好きな時間に来て、好きな時間に帰ってくださいね、という形で運営しました。結局来ら最後までいてくださった方が非常に多かったんですけどね。

 

最初に4人ぐらい集まって、それでいきなり黙々とポケモンをプレイするのも何ですから、挨拶代わりに相性診断などしてみましょう、ということになりました。その時点で女性の参加者もいらっしゃって、ちょっとウキウキと。

 

やりこんでる人でも、実は相性判断なんかは一切手をつけてないという人は結構いるんじゃないかと思います。これ、複数の初めて会った人同士でやるとなかなか盛り上がりますね。相性判断をする時、タッチパネルを両方の指で押さえる操作があるんですが、それが何かを判定している感があってちょっと楽しい。「一緒に旅にいける仲」みたいなことを言われてキャッキャウフフと盛り上がります。逆に、すっごい相性悪いのも面白かったり。

 

相性判断をするとランキングに登録されて、自分が誰との相性が良かったかとか分かるようになってます。ポケモントレーナー名も分かりますし、印象もつきますから、名刺がわりに丁度いいですね。

 

 

ポケルス配ったり、御三家配ったり

 

しばらくすると、ゲストでお呼びしていたカルドセプトシリーズのプロデューサー、武重康平さんが登場。武重さんは、ネットカフェにDSユーザーの遊び場を作るDSゲームカフェの運営の中心人物でもあります。で、DSゲームカフェは僕も参加しているプロジェクトでして、そのご縁で今回のオフ会にも無理言って来ていただきました。

 

武重さん、お土産になんとポケルスを持ってきてくださいました。ポケルスというのは、簡単に言うとポケモンが早く強く育つウイルスみたいなものでして、ポケモンを遊ぶ人が周りにたくさんいると、誰かのところに発生したポケルスをどんどん感染させて手に入ったりするんですが、1人で遊んでるとその存在すら知らないで終わる場合もあったりします。実際、参加者の中にも、ポケルス?なにそれ美味しいの?的な方はいらっしゃいました。

 

というわけで、まだポケルスを持ってないという人にバンバン配ります。僕もいただきました。きゃっほい。

 

また、熟練トレーナーさんが、歴代の御三家をいっぱい持ってきてくださいました。御三家というのは一番最初にポケモン博士から貰える3匹のポケモンですね。基本的に野生ではできてませんし、1人が貰えるのは3種類の中から1匹だけなので、これもやっぱり1人で遊んでるとあんまり手に入りません。そして、御三家はシリーズごとに必ず違うポケモンになっています。

 

なんでも昨日徹夜でタマゴをうませまくってきたとか。オフ会の間自転車で走りまくってタマゴを孵化しては、「アチャモ欲しい方~。」なんていう感じで配ってくださいました。

 

他にもレアなポケモンを配ってくれたり、道具をあげたり、また、単に交換を体験したいからやろう、みたいなこともあって、オフ会の間じゅう、そこここでポケモン交換が行われました。

 

 

4人で対戦。一番右が僕で、左手前が武重さんですね。
4人で対戦。一番右が僕で、左手前が武重さんですね。

4人対戦がメチャクチャ楽しい件について

  

開始からちょっと時間もたってきて、人が増えてきた頃合いで対戦なども遊んでみました。対戦もね、Wi-Fiではできますけど、相手の反応を見ながら遊ぶのは友達がいないとする機会がないですから。今持ってるポケモンが強いとか、弱いとか、そんなこと気にせず体験しましょうということで、色んな人と遊びました。特に、対戦をしたことがない、という人には僕が1人ずつお相手させていただきました。

 

せっかくですから、通常のシングルバトル以外の、ダブルバトルやトリプルバトル、それにローテーションバトルなんかも遊んでみました。ポケモン3体対3体のトリプルバトルでは、我チーム中央にどっかりと座るダイケンキが得意の波乗りで、両サイドにいる味方ポケモンをザブーンと沈めてみたり。一人で遊んでいたらガックリかもしれませんが、誰かと遊んでいる時にそんなことが起こると、お互い笑い転げてしまいます。

 

しかし、1番面白かったのはポケモントレーナー2人対2人で戦う4人対戦!2人ずつのチームになり、1人3体の手持ちポケモン、場にそれぞれ1体ずつ出して戦います。これがものすごく面白いんです。

 

あいつの攻撃がやっかいだから先に潰しましょう、とか、体力が減ったポケモンを多分集中攻撃して倒しにくるから、「まもる」でしのいでおくので、その間に攻めて、とか。手持ちの残りポケモンがこれなので、弱点のポケモンを先に倒してそれから交代しよう、みたいな。相談しながら戦うのがすごく楽しいんです。

 

相手は相手で作戦を立てるわけで、そうきたかー、みたいな駆け引きの幅がシングルバトルよりもさらに広がります。僕も4人で遊ぶのは初めてで、こんなに面白いのかと、ちょっとビックリしました。

 

 

DSとDSを向かいあわせて、赤外線通信。
DSとDSを向かいあわせて、赤外線通信。

赤外線通信が便利!

 

こういう場で、たくさんの人と対戦したり、交換したりしてると、赤外線通信を搭載していることがすごく便利だということに気がつきます。携帯電話のメアド交換みたいな感じで、DSとDSを向かいあわせて認証すれば、すぐに対戦なり交換なりをすることができます。

 

ちなみに、赤外線通信をしてるのは最初の認証だけで、あとは勝手にワイヤレスで接続が持続されます。僕はそれに気がつかず最初、ずっと向かいあわせて交換しようとしてたら、詳しい方が教えてくださいました。ホホホ。

 

DSには赤外線通信の機能はありませんから、この赤外線通信はポケモンBWに搭載されている、ということです。カートリッジだとこういうことが可能なんですね。

 

 

スクリーンの活用法 すれちがい1000人の瞬間をみんなで。

 

今回のポケモンはすれちがい通信をしてると、誰それのポケモンがピンチだとか、アイテムを拾っただとか、なみのりを使っただとか、逐一プレイ状況が入ってくるので、すれちがい通信をONにした状態で遊んでいるだけで、周りとの一体感があってちょっと楽しいんですね。それで、すれちがい通信の様子を常に見えるようにしようとスクリーンを用意していたんですが、これが結構使えました。

 

例えば、先程の4人対戦。ポケモンBWでは対戦の様子を記録して再生することができるので、試合が終わった後でスクリーンに投影してみんなで観戦したり。初心者さんでポケモンのたまごの存在を知らないという人がいたので、ヒコザルが産まれる瞬間を見てみたり。

 

僕のポケモンのすれちがい人数がたまたま今回のオフ会で1000人を達成したので、その瞬間をスクリーンに映したりもしました。998人…999人…1000人!みたいな感じでカウントダウンして、拍手なんかいただいちゃったりして。ちょっと嬉しかったですね。

 

 

ハイリンクにドッキリ

 

ハイリンクという仕組みがありまして、今回のポケモンは近くにいる人の世界に勝手に入り込むことができます。これも普段遊ぶ機会がないという人がいるんですね。しかし、30人も集まって遊んでいると、ハイリンクなんて入り放題になっちゃいます。

 

プレイしてるといきなり話しかけられて、ビックリしてると、実はハイリンクで僕の世界に入ってきた人だったりします。参加者の人がこっそりアイテムを隠してくれて、それをダウジングマシンで探し当てるとか。

 

中には、色んな人の世界に入りまくって、とにかくアイテムを隠しまくっていた方なんかもいらっしゃったみたいです。オフ会が終わった後で、Twitterで、アイテム見つけたー、なんて声が聞こえてきたりもしていました。

 

 

すれちがい通信をしながら遊んでいるだけの人も

 

もともとこのオフ会を企画する時に、みんながみんな社交的に挨拶したりお話したりして、交換や対戦で盛り上がる必要はないと思っていました。すれちがい通信でゆるーくつながって、それだけでも面白いだろうし、色んな人が自分にあった遊び方で参加してくれたら、それが一番いいと思っていました。そして、今回のポケモンはそれを許容するだけの懐の深いコミュニケーション機能を備えています。

 

実際オフ会が終わってから、実ははじっこの方でこっそり参加してました、なんて方もいらっしゃいました。そういう人がみんなと一緒にプレイしてるだけで楽しかったなんて言っていただくと、すごく嬉しいんです。

 

僕は人間っていうのは色んな人がいるし、その方が楽しいと思ってるんですね。そういう意味で、色んな人が参加できる形のオフ会になってくれたことは、本当によかったなあと、そう思っています。

 

 

コアゲーマーも、初心者も

 

今回もうひとつよかったなーと思うことは、ジムバッジ数個の初心者から、熟練トレーナーまで色んな人が参加してくださったことです。熟練者は、珍しいポケモンを配ったり、タマゴがかえる所を見せてくれたり、ダウジングマシンの使い方を教えてくれたりして、逆に初心者の人はそういうことを全く知らないという人もいるんですね。僕も、まだまだ知らないことはいっぱいありましたし、珍しいポケモンや役に立つ道具なんて全然持っていません。

 

ポケモン交換のお話でもちょっと触れましたけど、教える人だって、初心者がいなければ孤独なポケモントレーナーかもしれません。教える人は、教わる人がいてはじめて人に知識を披露できますし、教わる人はまるで生き字引のような人が周りにいる環境で、知りたいことはみんなが答えてくれます。

 

始まる前は、Twitterなんかで、まだ全然進んでないんだけど参加してもいいのかしら、みたいな人もいらっしゃったんですが、やってみると、全く問題ありませんでした。それどころか、ポケモン交換にしろ、ハイリンクにしろ、あらゆる場面において、やっぱり色んな人がいた方が楽しいということを確信しましたし、ポケモンBWというゲームはそれぐらいの差を吸収して遊ばせてくれます。

 

 

ポケモンすげえ

 

というわけで秋葉原で行った「みんなでポケモンを遊ぶオフ会」のレポートでした。「アイ・カフェAKIBAPLACE」のみなさんや武重さん、その他関係者の皆様、そして参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

 

やってみた感想としては、ポケモンはすごいってことです。今レポートしてきた内容は、全部バラバラに行われたことで、「はい、これから交換ですよー、対戦ですよー」みたいなことではなく、みんなが自分の好きに遊んでいるんですね。

 

ハイリンクしまくる人、みんなにポケモンを配る人、対戦する人、相性判断する人、すれちがいしながら冒険している人、みんなそれぞれなんですが、ポケモンというツールで色んなところでつながりながら、オフ会という空間と時間を共有して遊べました。

 

この懐の深さ、ちょっとすごいですよね。あらためてポケモンというゲームに感心してしまいます。

 

このオフ会はTwitterで実況していましたが、その様子をTogetterにまとめました。あわせて読むと、臨場感が伝わるんじゃないかと思います。

 

Toggeter「みんなでポケモンを遊ぶオフ会実況」(秋葉原のオフ会の実況) 

 

それから、余談ですが。僕と一緒に仕事している山口という60過ぎのおじさんがいまして、オフ会の様子を見に来ていたんですが、彼の感想が「みんな礼儀正しい人ばかりで、僕はゲームは分からないけどすごく楽しそうだったねえ」というものでした。

 

本当に、礼儀正しくて、お互いに親切で、気持ち良い方ばかりで。だれかが電源アダプターを忘れてきた、なんて言ったら、これ使ってよという人がすぐ出てきたりするような。実は、以前カルドセプトのオフ会を見学に行った時も、似たような感想を持ちました。

 

なんかね、このことでゲームをする人はみんないい人、みたいに言うつもりもないですが、ゲームを遊びすぎると凶暴になるとか、インターネットは怖いところとか、そういうことを安易に言う人は、オフ会にでも参加してみればいいんじゃないかと思いました。

 

 

さて、レポートはこれでお終いですが、最後にもう1つだけ。

 

このオフ会をしたときに、Twitterなどで「関西方面ではやらないんですかー?」という声を結構もらいました。というわけで・・・・

 

  

田下広夢のみんなでポケモンを遊ぶオフ会in大阪 

 

きたる11月13日(土)14日(日)に大阪ATCホールで開催されるゲームイベント「ゲームズジャパンフェスタ」内で「田下広夢のみんなでポケモンを遊ぶオフ会in大阪」を行うことが決定しました。

 

ゲームズジャパンフェスタの中でやれるということで、フェスタの告知に乗っかって、すでにYahoo!ニュースなどでも掲載されたりしております。

 

【関連記事】

「Move」「Kinect」もやってくる「Games Japan Festa2010」、大阪で11月13日&14日開催(Yahoo!ニュース) 

 

ぜひ、関西方面の方とも楽しくポケモンを遊びたいと思っております。これまでレポートしたとおり、熟練トレーナーも、初心者も、熱烈大歓迎でございます。会場にスクリーンも用意する予定です。参加費無料!ACアダプターが使えるように電源タップもご用意いたします。今回は、対戦会なども準備しております。お誘いわせの上、どうぞご参加ください。

 

詳細は以下のリンク先にて。

 

【関連記事】

田下広夢のみんなでポケモンを遊ぶオフ会in大阪(田下広夢の記事にはできない。)

 

質問などありましたら、Twitterでなんかで聞いてくれれば、出来る限りお答えします。

 

Twitter@TaoriHiromu

 

大阪でみなさんとお会いできる日を楽しみにしております。

それではっ!