2009年

7月

20日

ゲームライターに好きなゲームの記事を書かせる方法

ゲームという娯楽はですね、非常に強烈なファンがいらっしゃる娯楽なので、そういうもののライターなどしていると、そういったゲームのファンの方々からメールなどをいただくことがあります。それもですね、なんで自分の好きなハードの記事をかかないんだ、的な。あなたはどこそこの回し者か、的な。

このサイトは別にして、普段は基本的にお金をいただいて書いているのでどこかの回し者であることは間違いないんですが、大抵はメディアの回し者です。たまにメーカーの回し者だったりしますが、その時は回し者と分かる形で回し者になってます。つまり、これは広告ですよーと。あるいは、名前を出さないで販促物とか作ってる時ですな。

ちょっと話がそれました。どちらにしろですね、メールをいただいたらそういう意見を持ってらっしゃる方がいるということは真摯に受け止めつつも、だからといって実際のところ、それだけを理由に記事をかくわけにはなかなかいきません。正直な話、ちょっとお互い不毛なわけです。送る方も、貰う方も。で、より建設的にですね、自分の好きなハードを書かせる方法というのを考えてみました。

ネタください。

答えはすごく簡単でですね、ネタをご提供いただければ、もう、すぐ書きます。何か面白いこと。僕のような人間が毎日何を考えているかというと、四六時中何か面白い話はないかなーと、思ってるんです。

メーカーさんに直接そういうお話を伺いに行くことも、もちろんあります。こういう面白いゲームがでるよ、というのを広報さんから聞くわけです。広報さんはネタを提供することで僕のような人間にお金を払わずとも記事をかかせるテクニックを知っています。まあ、それがパブリックリレーションというものです。

でも、別にネタはメーカーさんからしかいただけないとは限らないんです。面白い話があれば誰からだっていただきたいですし、可能なら取材もさせていただきたいと目を光らせております。と、いうかですね、普通のゲームをやっている人の中にこそ、面白い話ってあるんだと思っています。

ほとんど誰にも知られてないけど、スゲー面白いゲームがあるよ、とか。うちのじいちゃん80歳だけどデモンズソウル3週目、とか。極限までゲームハードを酷使するソフトを使って、ハードの熱で肉焼いてみたんだが・・・とかですね。そんなのあったら多分僕は飛びつきます。面白そうですから。

今までもですね、たまたま飲み会で同席になったモンゴル出身のIT系技術者さんから聞いた話がすごく面白くて、それをヒントに記事を作るとか、普通にあるわけです。


動的ゲームと静的ゲーム(AllAboutゲーム業界ニュース)

 

そしてそういう話はやっぱり切り口がいつもと変わってちょっと面白いんですよ。

 

読む人がいる記事を書く

多分、新聞や雑誌とかだと、もうすこし違う考え方にもなるんですが、Web系のメディアは数字が非常にシビアに出るので、読まれる記事と読まれない記事がはっきり分かれます。端的に言って読まれない記事は存在しないのと同じなので、読まれる記事を書けるライターが優秀なライターです。

読まれるために、凄いスピードで記事を書くライターさん達もいます。速報系のライターですね。メーカーの発表会で、発表を聞きながら、ノートPCに記事を書きつつ、ステージのモニター画面が変わったら写真を撮って、という離れ業を普通にする人達がいます。僕にはとても真似できません。

僕みたいに、コラム的な記事を書いている人間はスピードはあまり関係なく、切り口が面白いか、読んでいる人の共感を得られるか、何か新しい発見はあるか、読んでいて分かりやすいか、そいういうことが問われます。

だから、切り口が面白い話、みんなの共感を得られる話、新しい発見がある話をもし教えてもらえたら、それを一生懸命分かりやすく書くでしょう。


上手に使ってみてください

別に僕みたいな人間にタダでネタを提供する義理なんて無いわけですから、すごく都合のいいことをお話してるだけだったりするわけですが、もし、自分のひいきにしてるゲームの記事を書かせたい、なんて思ったら、そこそこ有効な手だとは思います。多分、僕みたいにコラム的なものを書いている独立したライターさんには、結構効くんじゃないでしょうか。